第401回TOEIC®公開テスト難易度・感想@大阪(2025年9月13日)

今日9月13日は、第400回、第401回TOEIC®公開テストが開催されましたね。

今日は、大阪府豊中市の阪急宝塚線石橋阪大前駅そばにある大阪大学で、午後の第401回を受験してきました。

先日、道を歩いていたら、空から何か落ちてきました。

スズメの子供。倒れこんで立ち上がれない。意識レベル低。足が痙攣。体を自力で動かせない状況。激しいパンティング。かなりの重態。TOEIC®TEST で言うと、残り3秒で99問残っているくらいの深刻な状況。U-18高校野球日本代表で言えば、パナマ戦8回表終了時のような絶体絶命の状況。

親が近くにいてくれたらよかったのですが、親離れから時間がたっているようで、もう親は同じテリトリーにいない様子。

おそらく熱中症。鳥は汗で体温を下げられないので、熱中症は死に直結。30分時間が余る TOEIC®TEST のような時間の猶予はなく、1分1秒を争う深刻な状況。
本来であれば涼しい場所へ移動するのが鉄則。ただ、他の病気の可能性もあるので、素手で触るのは危険。しかし、手袋を買いに行っている間に死んでしまいそうな切迫した状況。

重態度が高いので、複数の術式で対応。

移動できないけれど、とりあえず日向はまずい。

【第1術式】
 日光流遮断板挿入日陰形成術

体温が高そうなので、体温を下げる。

【第2術式】
 驚愕的高速手動送風術

自力で水が飲めない。水分をスポイトで口に持っていけたらいいのですが、スポイトもなし。かと言って、水分が多すぎて気管に入るのも危険。

【第3術式】
 麦茶入円筒容器蓋使用的麦茶滴下術

持っていたのが幸い麦茶だったので、何とか成功。緑茶だったらアウトだったかも。


5分後、意識が戻って、自力で立った。パンティングもおさまった。ただ、まだ千鳥足。


30分後、大分元気になった。顔色もよくなった。

この後、無事、飛んでいきました。

しかし、スズメが熱中症で倒れる国で TOEIC®TEST を受けに行く人間も大変です。


第401回 TOEIC®TEST で起きたこと

今日は、受付でハプニングが発生していました。
受付:受験票と身分証明書をお願いします。
受験者:English please.
受付:うぉう?うぉー?

受付の人が Wow War Tonight を歌いだしそうな勢いでした(意味が分からないいい子のみんなは大人の人に聞いてみてね!)。

ときおり外国人受験者は見かけますが、受付はだいたい突破しているように思います。日本語が話せる外国人なのか、受付の人が外国語に対応しているのか・・・。今回のようにまったく言葉が通じていないケースは初めて目撃しました。

仕方がないので、通訳してあげました。もしかすると、通訳させるために、この教室に振り分けられたのかもしれません。

受験者が話せる言語と受験会場は無関係なのでしょうか?日本語がわからない受験者がいる会場は、その受験者が理解できる言語を使える試験官を配置すべきだと思います。日本語のインストラクションが理解できなくて結果的に不正行為をしてしまった場合に、「オー、ワタシニホンゴワカリマセーン」となってしまうかもしれません。

受験申込時に理解可能な言語を申告させるシステムにした方がいいかもしれません。


第401回 TOEIC®TEST 難易度

前々々回の大阪大学がポンセフォーム、前々回の大阪大学もポンセフォーム。しかし、前回の大阪大学はポンセ登場せず。ポンセは無事なのかに注目が集まっていました。
そして、今日のフォームは、「鞄に手を突っ込んで、もしかするとポンセに変装する準備をしているかもしれないサングラスをした男の横で、ベンチに座ってて日本を持ってサングラスをした女が、『あなたはポンセなの?』という表情で男の方を見ている。」フォームでした。
どうやらポンセではありませんでした。

前回出てきた2人の新しいナレーターに加えて、もう1人新しいナレーターが入ってきました。今日新しく入ってきたのはアメリカ人。

今回のTOEIC®公開テストの難易度は次のように感じました。
(この1年間の大阪の午後のTOEIC®公開テストとの比較)

Part1: 普通
ここは普通でした。

Part2: やや難
市販の TOEIC®TEST のテクニック本の通りにやると間違う問題が2問ありました。
遠回しの答が正解になるものが難し目でした。

Part3: やや難
ここも難し目でした。問題を解く上ではそんなに難しくなかったのですが、問題と関係ないところで難し目の単語がちらほら登場して、「うぉう?」となった人は大変だったかもしれません。自分の人生とはまったく関係ないので、一生使うことはないであろう単語がありました。関係がある受験者はかなり少数派だと思います。
縦1列(A)が正解にならないところがありました。

Part4: 普通
ここは普通でした。

Part5: 普通
ここは普通でした。
意味だけ考えると間違いの選択肢を選びたくなる問題がありましたが、その選択肢は形が合っていないので不可です。
別の TOEIC®TEST 990点取得者と答が割れている問題があります。TOEIC®TEST でおそらく初めて正解になる方が答だと思います。他の選択肢は TOEIC®TEST 重要語が並んでいたので選びたくなる気持ちもわからなくはないですが、意味が合っていませんでした。

Part6: やや難
消去法で選ぶしかない問題がありました。
1か所変なところが空欄でした。こんなところが TOEIC®TEST で空欄になるのは珍しいです。昔、趙著の話題のときに似たような問題があったかもしれません。
大阪が登場しました。5度見しました。

Part7: 普通
この1年の平均との比較だと普通ですが、去年と比べると易、今年と比べると難だと思います。
1か所、文の流れがおかしいところがありました。「うぉぉん?」となった人もいるかもしれません。問題を解く上では関係ないところだったので、解答を導くには影響なかったと思います。おそらく、「文章が長すぎる」と言われれて、いくつかの文を削った結果、削った前後のつながりが悪くなったのだと思います。あんごうが
555 を含まない電話番号が出てきました。555 を含む電話番号は映画やテストなどで使われる電話番号で、実在しない番号です。ただ、今回の電話番号は 555 を含んでいなかったので、実在する電話番号かもしれません。今頃その電話番号に電話が殺到しているかもしれません。

今日できた方もできなかった方も、これからも頑張ってくださいね!


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大阪英語特訓道場代表:亀田浩史 の紹介

地方無名校から東京大学へ進学。 学生時代に海外経験なしでTOEIC®TEST980点 を取得。TOEIC990点獲得回数は70回超。毎回TOEIC を受験し、最新傾向を随時オリジナル教材・レッスンに反映。 主要大学の解答速報、英検解答速報も作成。英検1級。訳書6冊。
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