2020年度東京大学英語解答速報・講評

【解答例】
1
(A)
高齢者にやさしい町づくりは、社会の絆を強め、全世代を考慮することが重要だが、実際は高齢者に焦点が当てられている。今後は複数世代からのデータ収集が必要だ。(76字)
(B)
(ア)Thanks to mosquitoes that get trapped in cars
(イ)(1) a) (2) d) (3) e) (4) c) (5) f)

2
(A)
I think we control our languages. Languages didn’t invent us. We ourselves invented languages and have continued to make use of our languages. When we want to express something, we can choose appropriate expression by ourselves. In this case, we don’t care what languages think. Also, we even change our languages. Especially young people like to create new words and dictionaries continue to be revised accordingly. (66語)
(B)
But if you are too confident, you will eventually harm other people. We can develop tolerance only after we realize that our beliefs are somewhat unreliable.

3
(A) (6) e) (7) c) (8) d) (9) b) (10) b)
(B) (11) c) (12) a) (13) a) (14) b) (15) e)
(C) (16) b) (17) e) (18) d) (19) d) (20) d)

4
(A) (21) c (22) c (23) b (24) e (25) b
(B)
(ア)
時間は強大な力であり、私たちの価値観、性格、音楽や行きたい場所から友情にいたるまでのあらゆるものに対する好みを絶えず変える力だ、と彼は言う。
(イ)
2012年には、1947年に調査に参加した当時14歳の1,208人の参加者を見つけ出す試みがなされ、見つかった人のうち、174人が継続調査に参加することに同意した。
(ウ)
これらの特性のいくつかは、参加者の人生の中の比較的短い期間では一定であったのに対し、大半の特性は、気分の安定性を除けば、著しく変化しており、ときに完全に消滅していたこともあった。

5
(A)
自分で意図的に日々に変化をもたらさない限り、当時の日々は特徴のないものであった。
(B)
she fooled me into thinking we were equal
(C)
父と話しているときに泣き出してしまったことに自分で気づかないほど、感情が不安定になっていたこと。
(D)
(26) d) (27) a) (28) f) (29) b) (30) h) (31) e) (32) d) (33) e)

【講評】(難易度は平年の東大対比)
1
(A) は標準的な要約問題。
(B) は標準的な長文の空所補充。

2
(A) は、やや難の自由英作文。
(B) は、標準的な和文英訳。

3 は標準的なリスニング。

4
(A) は標準的な文法の誤り指摘。
(B) は標準的な英文和訳。

5 は標準的な長文読解問題。

例年通り幅広い出題である。試験時間に対し分量は多いので、時間配分が大切。特に、要約や自由英作文でスピードの差が出るだろう。要約や自由英作文は独学が難しいので、いい先生を見付けて添削をお願いしよう。

 


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大阪英語特訓道場代表:亀田浩史 の紹介

地方無名校から東京大学へ進学。 学生時代に海外経験なしでTOEIC®TEST980点 を取得。TOEIC990点獲得回数は60回超。毎回TOEIC を受験し、最新傾向を随時オリジナル教材・レッスンに反映。 主要大学の解答速報、英検解答速報も作成。英検1級。訳書6冊。
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