2022年度東京大学英語解答速報・講評

【解答例】
1
(A)
食糧を分け与えるのは人間社会の基盤であり、人間たる特徴を生んだ。食の安定供給は文明を生んだ。さらに、人間にとって不可欠な食には栄養以外の様々な意味が生まれた。(79字)
(B)
(ア)(1) e) (2) c) (3) d) (4) b) (5) f)
(イ)when they would have liked the conversation to have been over

2
(A)
Art doesn’t have to contribute to the society. Art is based on freedom of expression, which all the people enjoy. You can create anything as you like. If art should be beneficial to the society, that means people are deprived of their freedom. No one can deny such freedom. In conclusion, not only artists but also normal people have a right to express freely.(64語)
(B)
That is OK because there are things you can see because you are an outsider. I often wonder what this town would look like if I were not a tourist but a local resident.

3
(A) (6) c) (7) a) (8) b) (9) b) (10) e)
(B) (11) a) (12) c) (13) b) (14) a) (15) c)
(C) (16) e) (17) e) (18) a) (19) e) (20) a)

4
(A) (21) c (22) e (23) b (24) d (25) a
(B)
(ア)
彼は黄色いラベルが貼られた本を借りるように先生から言われていたので、自分が望む特定の本を借りられるとは思っていなかった。
(イ)
子供に読書の方法を教えるという崇高な使命と、読書愛を喚起するという等しく崇高な使命の間には乖離がある。
(ウ)
ラベル貼りを通してであれ、年齢に関連した規則を通してであれ、制限的な方針を通してであれ、選択肢を減らすことは、子供たちを本や読書好きにする戦略ではない。

5
(A)
学校のミュージカルで、女の子が男の子役をすること。1980年代のアメリカでは、男性がすべきことと女性がすべきことは別だと考えられていたから。
(B)
How had they known what they looked like
(C)
違和感を感じていた女の子らしい服装から解放されて男の子らしい服装で演じている自分の姿を見て、筆者の気持ちが楽になった。
(D)
(ア)(26) a) (27) b) (28) f) (29) d) (30) c) (31) e)
(イ)a)
(ウ)c)

【講評】(難易度は平年の東大対比)
1
(A) はやや難の要約問題。
字数制限が厳しい。
(B) はやや難の長文の空所補充。
文脈は追いやすいと思うが、空欄になっている箇所が難しい。ちなみに、この文章は、今年のどこかの私立大学(確か、関関同立のどこか)と完全にかぶった。読んだ記憶があった人は少し得したかも。

2
(A) は、難の自由英作文。書きにくい内容。
(B) は、標準的な和文英訳。

3 は標準的なリスニング。

4
(A) はやや難の文法の誤り指摘。
単純な文法の誤り指摘ではなく、文脈を追う必要がある問題もあり、難しい。
(B) は標準的な英文和訳。

5 はやや難の長文読解問題。

例年通り幅広い出題である。試験時間に対し分量は多いので、時間配分が大切。特に、要約や自由英作文でスピードの差が出るだろう。要約や自由英作文は独学が難しいので、いい先生を見付けて添削をお願いしよう。

 


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