TOEIC®TESTの単語の勉強で注意すること[1] 多義語の存在

TOEIC®TESTで出題される単語の「数」は、同レベルの他の英語のテストで必要となる単語の「数」と比較すると少ないです。

しかし、難易度は、単語の数では単純に比較はできません。

例えば、address という単語をご存知でしょうか?

一番最初に浮かぶのは「住所」という名詞の使い方だと思います。

しかし、TOEIC®TESTでは、別の2つの意味・使い方が重要です。

address には動詞で、「(問題に)取り組む」、「(人に)話しかける」という意味があります。

この動詞の2つの意味は、マスターしておいた方がいいです。

英検の語彙問題では1番目の意味しか問われませんが、TOEIC®TESTは簡単な単語の2番目、3番目の意味を聞いてくることがあります。

語彙問題ですべての選択肢の単語を知っているはずなのに答えがわからない場合、知っている単語の他の意味が問われているかもしれません。

また、Part 7 の同義語問題でも、多義語が問われていることが多いです。

TOEIC®TEST 高得点者は多義語が出てきたときも、「この文脈だとこの意味だ!」と即座に(多くの場合無意識で)反応しています。したがって、必然的に読むスピード、解くスピードも速いです。

TOEIC®TEST 対策で単語の勉強をするときは、知っているはずの単語に別の意味・使い方がないかをチェックすることが大事です。


ランキングに参加しています。ページが参考になりましたら、バナーのクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ 


大阪英語特訓道場代表:亀田浩史 の紹介

地方無名校から東京大学へ進学。 学生時代に海外経験なしでTOEIC®TEST980点 を取得。TOEIC990点獲得回数は60回超。毎回TOEIC を受験し、最新傾向を随時オリジナル教材・レッスンに反映。 主要大学の解答速報、英検解答速報も作成。英検1級。訳書6冊。
カテゴリー: 大阪梅田のTOEIC®990点講師のブログ タグ: , , パーマリンク