第399回TOEIC®公開テスト難易度・感想@大阪(2025年8月24日)

今日8月24日は、第398回、第399回TOEIC®公開テストが開催されましたね。

今日は、大阪府吹田市の阪急京都線正雀駅そばにある大阪学院大学で、午後の第399回を受験してきました。

今日はご近所さんの様子です。

パパのドナイデッカ(右)からご飯をもらった子供のボチボチデンナー(左)。ご飯の受け渡しは、TOEIC®L&R で言うと、990点ですね。

今日の TOEIC®TEST 会場は約三分の一の人が欠席でした。昨日は高校野球の沖縄尚学の応援で沖縄から人が姿を消し、今日は沖縄尚学の祝賀で TOEIC®TEST 試験会場から人が姿を消していたのかもしれません。

今年の沖縄尚学は初戦から決勝まで強豪とあたり厳しい戦いが続く中、本当によく頑張ったと思います。実際、大黒柱の末吉君は初戦は完璧な投球でしたが、激闘が続く中、徐々に疲労が溜まっていったように思います。それでも、2年生ながら、ピンチでも表情一つ変えず投げていた姿は立派でした。仙台育英戦のピッチングは世界中に感動を呼びました。末吉君は、「比嘉先生の下で野球がやりたい」と一般入試で入学したと聞いています。「比嘉先生が投げる姿は『動画で見た』」と言っていました。比嘉先生がセンバツ優勝投手になったときにはまだ生まれていなかったのですね。

また、同じ2年生の新垣(弟)君も、センバツの横浜戦から大きく成長したと思います。制球力、スライダーの切れがセンバツのときよりかなりよくなりました。控え投手ではなく、立派な二枚看板の一枚に成長したと思います。

3年生が打てないときは2年生がしっかり投げ、2年生が打たれたときは3年生が打ち、調子が悪い選手の穴をみんなで埋めていたように思います。他都道府県のエリートをスカウトすることなく全員沖縄出身選手での全国制覇は素晴らしいです。おめでとうございます。

末吉君と新垣(弟)君はまた来年もあるので、来年の甲子園春夏連覇も十分狙えると思います。


第399回 TOEIC®TEST で起きたこと

今日は、各教室前の列の最後尾がわかりにくく、別の列に並んでしまった人が多数いたようで、たくさんの人からクレームが出ていました。並ぶ場所が外の日向なので、イライラした人がおそらくかなり多く、罵声も飛び交い修羅場と化していました。その後も、試験会場全体がピリピリしていました。午後でこの状況だと、午前はもっとひどかったのではないでしょうか?

今日は、「電子機器、メガネの確認をさせていだききます」というアナウンスがあっただけで、確認は行われませんでした。
また、ペットボトルの底に通信機器を隠し持っていないかの確認も行われませんでした。

問題用紙を配り終わった後、問題用紙が一部不足して、その場では結局見つからなかったようです。その後見つかったのでしょうか?


第399回 TOEIC®TEST 難易度

さて、今日のフォームは、「数か月前の TOEIC®TEST Part 1 と同じ場所で撮影された写真で、前回は『これが伝説の一輪車か・・・』と思ったら一輪車は間違いの選択肢で、一輪車の近くにある別の物で男がしていたことを表す選択肢が正解でしたが、今回は素直だった」フォームでした。

今日は、新しいナレーターが2, 3人いたと思います。2人は確実に新しい人で、イギリス人とオーストラリア人。あと1人が聞いたことがない声ではあったのですが、1問しか登場しなかったので、リサイクルかもしれません。リスニングは内容は難しくなかったと思いますが、難しく感じた人は新ナレーターの影響が大きいかもしれません。そう言えば、キャンキャンギャンギャン喋るイギリス人ナレーターいました?いなかったような・・・。

今回のTOEIC®公開テストの難易度は次のように感じました。
(この1年間の大阪の午後のTOEIC®公開テストとの比較)

いつもより3連続で同じ選択肢が正解になる箇所が多かったと思います。

Part1: 易
この1年では1番易しかったと思います。
最近、過去の TOEIC®TEST の写真と同じ場所で撮影されたと思われる写真が多いです。1つの場所で複数の写真を撮っているのか、あるいは、AI で少しだけ変えているのかもしれません。

Part2: やや易
市販の TOEIC®TEST テクニック本の通りにやると間違う問題がありました。
間違いの選択肢がそこまで間違っていないと感じる問題がありました。正解になりうる選択肢が複数ある時は、その選択肢の中でどちらがよりいいかを判断するのが大事です。

Part3: 普通
縦1列(A)が正解にならないところがありました。

Part4: 普通
縦1列(A)が正解にならないところがありました。
縦1列、ある記号が出てこないところこそその1か所でしたが、最後の20問の正解はかなり偏っていたと思います。
また、リスニングで出すには難しいと思われる選択肢がありました。某犯罪者集団と同じ名前なので、その犯罪者集団が何をやっているか知っていたらわかりやすかったかもしれません。

Part5: 普通
縦1列(D)が正解にならないところがありました。
ついさっきリスニングで出たばかりの表現が正解になるところがありました。
問題とは直接関係なかったところですが、普通は不可算名詞で使われる単語が複数形で使われていました。種類がたくさんあることを表したいときには複数形にするので、間違いではないです。
結局同じ答になっているのでいいと言えばいいのですが、別の TOEIC®TEST 990点満点取得者と根拠が割れている問題がありました。「意味」で選んだそうなんですが、もう1つ意味が合う選択肢があったと思います。前後の文脈がないところなので、意味で1つには絞れなかったと思います。文法的に間違いの選択肢を切らないといけなかったと思います。ただ、文法の間違いの判断がややハイレベルかも。
TOEIC®TEST の歴史上初めて正解になったと思われる単語がありました。

Part6: 普通
ここは普通でした。
1か所空欄の前後に難しい単語がありましたが、知らなくても2択までは絞れたと思います。この単語が問題と関係するのは初めてだと思いますが、どれかの公式問題集に載っていますね。
最近、インドでよく起きる話題がありました。
Part 4 で出た犯罪者集団と関連する話題がありました。伏線回収でしょうか。

Part7: 普通
平均すると普通ですが、易しい問題と難しい問題の難易度の差は大きかったと思います。総語数も若干多めだったと思います。マルチプルがこの数か月よりはやや難し目だったと思います。ただ、それでも、1年前頃よりは易しいと思います。
別の TOEIC®TEST 990点満点取得者と答が割れている問題が1問ありますが、こちらの答でいいと思います。常識的に考えてもう1つの選択肢が正解の可能性が高いのですが、本文中に書いていなかったので、間違いだと思います。常識クイズではないので、常識的に変であっても本文に書かれていることに忠実に答えるのが大事です。
韓国の TOEIC®TEST の問題からネタを引っ張ってきたと思われるものが2つありました。あんなに特殊な場面設定はそうそうありません。
おそらく TOEIC®TEST の歴史上初めて、動物のカメが出てきました。韓国の TOEIC®TEST 公開テストではカメが出たことがあるらしいです。動物でないカメは日本でも過去に出たことがあります。
ミサゴ、ガチョウ、アヒルもいました。
浦島太郎的にはカメが助けられてしかるべきですが、別の動物が助けられていました。
また、午前の第398回の Part 7 では、大阪が登場したようです。

今日できた方もできなかった方も、これからも頑張ってくださいね!


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大阪英語特訓道場代表:亀田浩史 の紹介

地方無名校から東京大学へ進学。 学生時代に海外経験なしでTOEIC®TEST980点 を取得。TOEIC990点獲得回数は60回超。毎回TOEIC を受験し、最新傾向を随時オリジナル教材・レッスンに反映。 主要大学の解答速報、英検解答速報も作成。英検1級。訳書6冊。
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