今日6月7日は、第390回、第391回TOEIC®公開テストが開催されましたね。
今日は、大阪府豊中市の阪急宝塚線石橋阪大前駅そばにある大阪大学で、午後の第391回を受験してきました。
今日はとっても悲しい話をしなければなりません。
ツバメ夫婦に無事子供が生まれました。
手前が父親のウォッカ、向こう側が母親のシェリーです。これが子供が生まれた日です。おそらく4羽生まれたと思います。
ただ、この2日後に事件が起きてしまいました。
母親のシェリーが助けを求めていました。駆けつけてみると、相変わらず母親は鳴いて助けを求めていました。ただ、その時点で、母親の姿しか見えず、巣も外から見る限りは無事そうでした。
ただ、地面を見ると、雛が2羽。1羽はもう息がありませんでした。もう1羽は弱っていましたが、まだ生きていました。生後2日で自分から巣から落ちるはずはないので、何かに襲われたのは間違いありません。ただそのときは、周囲に天敵の姿はなく、襲撃は終わっていたように見えました。
とりあえず生きている方の雛が踏まれたりしないように、そして、まだ自分で体温調節がうまくできない段階なので、冷えないようにして高い場所に移動。
ちょっと気になったのが、父親の姿が長時間見えないこと。母親は状況が理解できないのか、同じところをぐるぐる飛んでばかり。
母親が助けを呼んだ時に、近くに手がすいているツバメがいたら普通は助けに来るのですが、誰も助けに来ず。他のツバメも繁殖中で忙しかったのかもしれません。この点も不運でした。
いったんこれで落ち着いたと思い、その場を離れました。
それからしばらくすると、スズメの夫婦がツバメの巣に出入りしているのを確認。スズメが襲撃したことがわかりました。スズメとツバメが喧嘩になるとスズメが勝つ確率が高いです。全長はツバメの方が長いですが、体重はスズメの方が重いです。柔道やボクシングの階級も身長ではなく体重で決まるので、体重が重要なのかもしれません。
スズメの襲撃の目的は雛を食べることではなく、巣の乗っ取りです。ツバメの雛には用がないので、スズメはツバメの雛を下に落とします。
ただ、ここで謎が1つ。4羽いたと思われる雛のうち、地面に落ちていたのは2羽。あと2羽は?
色々な状況証拠を積み上げた結果、次のようなことが起きたと思わます。
● 何らかの鳥の夫婦がツバメの巣を襲撃し、雛を1羽ずつ連れ去った。これに気づいたツバメの父親が襲撃犯を追いかけ、長時間不在に。
● この様子を見ていたスズメが手薄になった巣を襲撃し、雛2羽を下に落とし、巣を乗っ取った。
この日は雨でした。ツバメは飛んでいる虫を食べます。雛の餌を探しに両親が外に出ていたと思われますが、雨で虫がなかなか見つからず、長時間巣をあけることになったと思われます。そして、その隙をつかれたようです。
母親の方は最初の2羽が襲撃されたところを見ていなかったと思われ、その後、数時間、いなくなった雛を探していたと思います。ただ、まだ生きていた方の雛はもう気にしていませんでした。体に異常があり、自然界で生きられないと判断したのかもしれません。自然界で生きていけないと判断された子供は見捨てられます。
この後、スズメは乗っ取った巣をスズメ用にすべく、素材を運び入れました。ただ、この後、おそらく隙を見て、スズメが運び入れた素材をツバメが外に出したと思われます。
運び入れたはずの素材がなくなったので、スズメの方も警戒しているようです。素材を運び入れた時点では巣のリフォームモードでしたが、今はリフォームモードではなくなっているようです。現在巣の近くにいるのはスズメですが、特に何かをしている様子はありません。
ツバメの巣が繁殖に向かないと判断すれば、スズメが巣を放棄する可能性もあります。スズメの巣と形状が近いコシアカツバメの巣の場合は、スズメの繁殖がうまくいくケースが多いようですが、形状が違うツバメの巣の場合は繁殖がうまくいかないことが多いようです。また、ツバメの巣は人間に近いところにあるので、それがスズメにとっては不都合になる可能性もあります。うまく繁殖できないと判断すれば、巣を放棄するかもしれません。
今、ツバメ夫婦はやや離れた場所にいます。この場所が危険と判断したら別の場所にすぐ行ってしまう可能性もありましたが、まだ近くにいます。
スズメによる巣の乗っ取りはここ20年ほど増えているようです。昔は襲撃するという話はなかったようです。原因は、人間生活の変化かもしれません。もともとは屋根瓦に巣をつくっていたスズメですが、最近は、瓦が少なくなってきたため、巣をつくる場所が見つからないようです。最近は、電柱に巣を作るスズメも多いです。つい最近、おそらく電力会社の人が電柱に巣をつくらないように対策をしていました。電気の安全のためでそれはそれで仕方ないですが、それでますます巣をつくる場所がなくなったスズメがツバメの巣を襲撃したのかもしれません。
ただ、襲撃するのなら、巣が空っぽの時に襲撃してほしかったと思います。雛がいるときに襲撃されると悲しいです。
ツバメもスズメも人間に近い場所で暮らしてきた鳥ですが、人間生活の変化で、両方とも大きく数を減らしているので、色々大変なのかもしれません。
そう言えば、昨年、一昨年、この巣を使っていたのは、ウォッカの父親のラテでしたが、ラテの謎の行動がちょっとわかったような気がします。普通はツバメは1年に2回繁殖することが多いのですが、ラテの繁殖は1回だけで、その1回の繁殖の始まりが他のツバメより大分遅かったです。もしかしたら危険が多い、カラスやスズメの繁殖期と少しでも重ならないように、なるべく遅く繁殖していたのかもしれません。
見つけたときはまだ息があった1羽の雛もやがて亡くなりました。遺体を直接確認した雛2羽は、テキーラ、ピスコと名付けて葬ってあげました。
ツバメの苦労を考えれば、TOEIC®TEST はだいぶ楽だと思います。
第391回 TOEIC®TEST で起きたこと
替え玉対策に関する掲示が日本語と中国語で行われていました。また、それに関するアナウンスもありました。
受付開始時刻前に受付が始まっていました。主任がいたようです。
先月と同じ試験管でした。先月は、「解答用紙A面は回答可能なところだけで構いません。」というアナウンスがありましたが、今回はありませんでした。
また、先月に引き続き、「リスニング終了後にアナウンスはありません。そのままリーディングに移ってください。」というアナウンスがありました。
リスニング中にヘリコプターが飛んでいたと思われるので、窓際の人は大変だったかもしれません。
第391回 TOEIC®TEST 難易度
直近2回の大阪大学は、ポンセフォームでしたが、今回はポンセフォームではありませんでした。
今日のフォームは、「本棚にモザイクがかかった本がたくさん並んでいる書庫で、ねるねるねるねのCMに出てくる人に似た眼鏡をかけた身長160 cm前後の人が、肩から鞄をかけ、鞄にコートをかけ、本に手を伸ばしている」フォームでした。
今回のTOEIC®公開テストの難易度は次のように感じました。
(この1年間の大阪の午後のTOEIC®公開テストとの比較)
Part1: 普通
簡単な問題と難しい問題の差が大きめで、平均すると普通かなという印象です。
1つ、「この人は一体何をやっているんだ?」というような写真がありましたが、間違いの選択肢がはっきりしていたので解けると思います。
Part2: やや易
典型的なイギリス発音が出てきました。
典型的なオーストラリア発音も出てきました。
市販のテクニック本の通りにやると間違える問題がありました。
Part3: 普通
会話自体はそれほど難しくなかったのですが、選択肢に難し目の単語がありました。
Part4: やや難
少し難し目の場面設定のものがありました。
Part5: 普通
普通は間違いの選択肢になる単語が正解になっていました。
TOEIC®TEST らしくない選択肢の問題がありました。この選択肢の並びは大学入試の方がよく見る気がします。
Part6: 易
この1年ではいちばんやさしかったと思います。
Part7: 易
この1年では、1番目か2番目にやさしかったと思います。
1つ難しい問題があった気がしますが、文脈からいけると思います。その単語の意味を1つしか知らなかった人は難しかったかもしれません。過去に Part 6 で問われたことがあります。そのときは純粋な知識問題だったので、そのときの方が大変だったかもしれません。
もう1つ難しい問題があったかもしれません。これも、その単語の意味を1つしか知らなかった人は難しかったかもしれません。
TOEIC®TEST は、2番目、3番目の意味を聞いてくることがあるので、普段から注意が必要です。
あと、ある単語を知っていたら早く答えが見つかる問題がありました。その単語を知らなくても解けるつくりでしたが、時間がかかったと思います。
リスニングと内容がかぶっていた文章がありました。
今日できた方もできなかった方も、これからも頑張ってくださいね!
ランキングに参加しています。ページが参考になりましたら、バナーのクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓