TOEIC®L&Rの総合スコアを上げるには、リスニングとリーディングの勉強をどうするのがいいかという話です。
(何らかの事情で、リスニングだけ、あるいは、リーディングだけを上げたい方には関係ない話です。)
TOEIC®L&R はリーディングよりリスニングが採点が甘い
TOEIC®L&R の平均点をご覧になったことがあるでしょうか?
毎回、リスニングの方がリーディングより平均点が50点ほど高いです。
これは、リスニングが得意な受験者が多いのではなく、リスニングの採点が甘いと思っていいです。
ネット上にリスニングだけ満点の人はたくさんいると思いますが、リーディングだけ満点という人はほぼいないと思います。
この1年の難易度の場合、リスニングは6問ミス程度まで満点が出ますが、リーディングは1問ミス程度でないと満点になりません。つまり、正解数が同じであれば、リスニングの方が点が出やすい、採点が甘いということです。
これは、TOEIC®L&R が始まった頃の名残だと思います。
TOEIC®L&R は日本人が頼んでつくってもらったテストです。テストが始まった1970年代の日本にはリスニングが得意な人はあまりいなかったと思われます。そのため、リスニングの採点をゆるくしたのだと思います。
TOEIC®L&R は最初のうちはリスニングを重点的にやった方が得
TOEIC®L&R の総合スコアを高めるには、採点の甘いリスニングを重点的に勉強した方が効率的です。リスニングが400点に達するまでは、7, 8割程度の時間をリスニングにあてていいと思います。
TOEIC®L&R リスニングをどう勉強するか
リスニングの勉強というと、リスニングの問題をひたすら解いて答え合わせするだけの人がいます。これは、問題形式に慣れるにはいいですが、問題形式にすでに慣れている人には効率が悪いです。
大事なのは音がきちんと聞こえて理解できること。
最も有効な練習は、シャドーイングです。様々な科学データから、効率のいいリスニング勉強法がシャドーイングだとわかってきています。
シャドーイングをしっかりやれば、音は聞こえるようになります。
シャドーイングをやっている割に効果がない人は、きちんとシャドーイングができていない可能性があるので、他の人に見てもらった方がいいです。
また、知らない単語・文法を含む文は聞き取れても正確な意味はわからないので、リスニングの勉強といえども知らない単語と文法の勉強は必要です。
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