TOEIC®TESTのリスニング力を上げるための訓練

TOEIC®TESTのリスニングは、これまでリスニングの勉強をしたことがあまりない方には難しいかもしれません。

リスニング力を付けるための方法論はたくさんありますが、怪しいものも多いです。

リスニング力アップに効果が高いのは、シャドーイングとオーバーラッピングといった音読です。

●シャドーイング
シャドーイングは、スクリプトは見ずに、音声に少し遅れて音声を真似て口に出す方法です。シャドーイングが難しいと感じる方は、オーバーラッピングから始めた方がいいです。

●オーバーラッピング
オーバーラッピングは、スクリプトを見ながら音声に重ねて同じように読んでみる方法です。聞き取れない文章でこのオーバーラッピングをすると、たいてい音声に付いていけません。音声の音と自分の発音が違えば、音が重ならずに、付いていけなくなります。どこで付いていけなくなるのかを分析して、その部分の発音を矯正していけば、リスニング力は上がってきます。

リスニングに限ると、シャドーイングの方がオーバーラッピングよりも効果が高いです。一方、オーバーラッピングはスクリプトを音声のスピードに合わせて目で追うので、速読力アップにもつながります。

●ディクテーション
もう1つ、ディクテーションという練習法もあります。聞こえてきた音声を書きとるのがディクテーションです。ただし、端から端まで書き取るのはかなり時間がかかります。時間がある方にはお勧めの訓練ですが、時間の限られた社会人の方にはあまりおすすめできません。
ディクテーションの際は、聞き取るべきポイントが空欄になった穴埋め問題を使用すれば時間対効果が高いと思います。

こうした練習をやればリスニング力を上げられますが、ときどきリスニング力が上がらない音音痴の方がいらっしゃいます。音音痴の方は、オーバーラッピングやシャドーイングができていないのに、できていると錯覚してしまいます。練習量の割に結果が出ない方は、きちんと音読ができていない可能性もあるので、できる人に見てもらうのがおすすめです。

大阪英語特訓道場では、オーバーラッピング、シャドーイング、講師作成の穴埋め問題を使ったディクテーションに力を入れています。


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