TOEIC®TEST高得点社員に悩む人事担当者?

先日、「TOEIC®TEST高得点の割に英語が書けない・話せない人が多く、企業の人事担当者が頭を抱えている」という記事を見かけました。

人気がある試験はよく叩かれますね(笑)。
昔、英検が人気だった頃は、「ネイティブが使わない表現が多い」、「受験英語の延長だ」というような批判があった気がします。

それはさておき、TOEIC®TEST高得点の割に書けない・話せないという点について考えてみましょう。

[1] TOEIC®TEST高得点者の能力
TOEICは読む能力と聞く能力を直接測っています。そのため、まず、高得点者であれば、読む能力、聞く能力は保証されます。

書く、話すについては、TOEIC®TESTでは直接測定されていないので、幅があるでしょう。

しかし、TOEIC®TESTで高得点を取得しているのであれば、ある程度の表現は頭に入っているはずです。頭に入っている表現をスムーズに書く・話す訓練をすれば、すぐ書けて話せるようになると思います。

英語を勉強せずに、英語が話せない・書けない人とは次元が違います。インプットがなければアウトプットはできません。

[2] TOEIC®TESTレベルの英語で充分なのか?
TOEIC®TESTの問題の日本語訳と、会社の会議等で実際に使われる日本語を比較してみてください。

おそらく会社で実際に使っている日本語の方が難しいのではないでしょうか?

TOEIC®TESTはあらゆる業種の人が受ける試験で、特定の業種でしか使わない表現は出題されません。しかし、現実の会社では、特定の業種や職種でしか使わない表現も飛び交っていると思います。

会社で必要な英語のレベルはTOEIC®TESTより往々にして高いと思います。会社で英語でコミュニケーションを取るには、まず、TOEIC®TESTレベルの表現をマスターし、その後、ご自分の業種や職種に特化した英語を覚えていく必要があると思います。

TOEIC®TESTは基本的な試験です。
しかし、基本がしっかりしていなければ、応用はありません。
TOEIC®TESTで基礎固めをした後、早くTOEIC®TESTを卒業して次のレベルにいきましょう!!


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